【Window4/Game1】日本106-78サウジアラビア:八村塁選手が29得点、個人とチームの融合で走り勝つ
2026年8月31日
現地時間8月27日(木)、男子日本代表はジッダ(サウジアラビア)で行われた「FIBA バスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4」のサウジアラビア戦で106-78の完勝を収めました。
日本代表への復帰を果たした八村塁選手が勝利の立役者となりました。八村選手は試合最初のポゼッションで、西田優大選手とジョシュ・ホーキンソン選手に相手ディフェンスが引っ張られた一瞬のスキを見逃さず、ミドルレンジからのジャンプシュートで日本に最初の得点をもたらします。その後もスティールからのワンマン速攻でダンクを叩き込み、エンジン全開のアグレッシブなプレーで日本に良い流れをもたらします。
河村勇輝選手が作り出す縦に速いリズムを起点に、コート上の5人が良い意思疎通を図りながら、確率の高いシュートチャンスを次々と作り出します。サウジアラビアも走り負けせず速い展開に対応し、3ポイントシュートを積極的に狙って離されまいとしますが、選手層で上回る日本はベンチメンバーが入っても運動量を落とさず、試合が進むにつれてサウジアラビアは動きのキレが落ちていきました。
56-40で日本代表がリードして迎えた後半にサウジアラビアの運動量が落ちると、河村選手のパスから八村選手の得点というホットラインが猛威を振るい、第3クォーターを34-12のビッグクォーターとした日本代表が、一気に勝利を引き寄せました。
八村選手のフィールドゴール14本中11本成功の29得点という活躍はもちろん、チームとしても12人選手のうち11選手が10分以上プレーし、11選手が得点して、8選手にアシストが付くというチームバスケが機能しました。ファストブレイクポイントでも29-2とサウジアラビアを圧倒し、まさに日本らしい速い展開で走り勝っての完勝となりました。
桶谷大ヘッドコーチは「スカウティングで相手のトランジションディフェンスがあまり良くないことが分かっており、選手たちの走る意識はすごく高かったと思います。ディフェンスのインテンシティも高く、ポストのトラップからのターンオーバーはかなり出ていました。そこから良い流れを作れたと思います」と、走る展開に持ち込めた要因を語りました。
桶谷ヘッドコーチは八村選手の活躍を「本当に『パーフェクト』と言う以外にないですね」と絶賛した上で、「周りのメンバーも彼にシュートを打たせようという意識を持って動けていたからこそ。チームとしても本当に良い動きができていた」とチームバスケの遂行力への手応えを語り、こう続けました。
「彼の個人技に助けられた部分はもちろんあります。ただ同時に、チームとしても素晴らしいバスケを展開できました。私たちが目指している『チームの融合』が垣間見られた試合となり、次の試合が本当に楽しみになりました」
■ジョシュ・ホーキンソン選手
「試合の出だしは早い段階から自分たちで良いトーンをセットできました。ただ、後半に少しミスが重なり、シュートが入らなくなった時間帯もあって、そこで相手に追い上げられてしまいました。次の試合に向けては、どんな点差であっても最後まで力強くプレーして試合を締めくくることが大事だと思います。そうやってしっかりと勝利をつかみ取りたいです」
■馬場雄大選手
「自分たちの打ちたいショットをしっかり打てたと思いますし、自分たちのリズムでプレーできたと思っています。トランジションの部分でも全員でしっかり走ることができたので、良かったと思います」
■河村勇輝選手
「全員がプレーイングタイムをもらって、全員がしっかりバスケをして、ミスも少なかったです。アウェーの地で勝つことはどんな相手でも簡単ではないので、まずは勝ててホッとしています。しっかりともう1試合勝ちます。日本で、東京でプレーできる機会はなかなかないので、ファンの皆さんの期待に応えられるように。自分たちのバスケをすれば結果はついてくると思っています」
