Window1/Game1:日本 90-64 チャイニーズ・タイペイ「小さなことをしっかりやり切れたことが大きかった」渡邊雄太選手
2025年11月29日
ホーム&アウェーで争うフォーマットとなって3度目の「FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選」がはじまりました。Window1の初戦は、兵庫県神戸市のGLION ARENA KOBEにチャイニーズ・タイペイを迎えたホームゲーム。過去2大会もファーストラウンドで同グループとなった両チームであり、いずれも日本が上回ってセカンドラウンドに駒を進めてきました(※訂正※ 2大会連続2連勝と誤った表記していました。2022年2月の試合は69-70で日本が1敗しており、訂正してお詫び申し上げます)。
今夏開催されたFIBAアジアカップ2025では直接対決こそありませんでしたが、5位のチャイニーズ・タイペイ(FIBAランキング67位)に対し、日本は準々決勝進出決定戦でレバノンに73-97で敗れて9位。決勝トーナメント進出を逃しました。今大会の予選グループBには、FIBAアジアカップ準優勝の中国(同27位)、6位の韓国(同56位)と夏の結果はいずれも上位チームとなったライバルたち。しかし、FIBAランキング(※2025/9/15発表時点)は22位の日本が4チームの中ではトップに立っており、負けるわけにはいきません。

迎えたGame1は日本が90-64で勝利し、白星スタートを切りました。スティール10本とブロック4本、相手に19本のターンオーバーを与え、相手のミスから25点を挙げる日本らしい堅守速攻で終始リードを奪います。ジョシュ・ホーキンソン選手が14点、12リバウンドのダブルダブルに加え、アシストも8本と大活躍。リバウンド総数でも49-33と大きく上回りました。
3年前のFIBAワールドカップ2023 アジア予選以来となる日本代表に選出された齊藤拓実選手は先発出場。同じく3年ぶりに帰って来た安藤誓哉選手は約14分の出場で7点を挙げ、久しぶりながらもしっかりとフィットし、勝利に貢献しました。

トム・ホーバスヘッドコーチは「相手のオフェンスを本当によく崩してくれました。オンボールディフェンスが素晴らしく、相手に簡単にゴールへ一直線のドライブを許しませんでした」と14点と二桁得点をマークした馬場雄大選手を評価します。チームハイの20点を挙げたキャプテンの渡邊雄太選手は「オフェンスもディフェンスも、全体的に遂行力高く試合を運ぶことができたと思います。チャイニーズ・タイペイは本当に強いチームでタレントも揃っていますが、僕たちは自分たちのバスケをやり切りました」と納得のいく1勝目でした。
次戦は12月1日(月)、今度はチャイニーズ・タイペイに乗り込み、同一カード2連戦目に臨みます。

■トム・ホーバスヘッドコーチ
本当にタイトなスケジュールの中でチームが一つにまとまりました。今日は“ミッション”があり、そのために用意していたゲームプランをしっかり遂行できたと思います。そして、馬場選手が相手のオフェンスを本当によく崩してくれました。オンボールディフェンスが素晴らしく、簡単にゴールへ一直線のドライブを相手に許しませんでした。チーム全員が連動して守れており、とても良かったです。試合後にも選手たちに伝えましたが、ルーズボールに飛び込んだプレーに「この試合は絶対に勝つ」という気持ちが全員から伝わってきました。(今大会に向けた)プレシーズンゲームがなく、まだ一緒に多くの時間を過ごしていない選手もいる中で、このレベルでプレーできたことは本当に嬉しいです。ただ、もっと良くならなければいけないとも思っています。次はチャイニーズ・タイペイでのアウェーゲームになりますが、すごい雰囲気の中での戦いであり、相手もタフなチームです。さらにギアを上げていく必要があります。今日のプレーにはとても満足していますが、まだ成長できます。

■渡邊雄太選手
オフェンスもディフェンスも、全体的に遂行力高く試合を運ぶことができたと思います。チャイニーズ・タイペイは本当に強いチームでタレントも揃っていますが、僕たちは自分たちのバスケをやり切りました。ルーズボールへのダイブやリバウンド、細かいプレーなど小さなことをしっかりやり切れたことが大きかったです。今日は26点差で勝てましたが、それが次の試合も勝てるという保証にはなりません。次のチャイニーズ・タイペイ戦へ向けて、もう一度しっかりと準備しなければいけません。
